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8時のNHKニュースです。 トヨタ自動車は、車とインターネットを繋ぎ、遠隔で車の状態を確認したり、緊急時に通報したりできるサービスで、利用者およそ215万人分の車の位置情報などが、およそ10年間に渡り、外部から閲覧できる状態だったと発表しました。 トヨタ自動車によりますと、閲覧できる状態だったのは、車と外部をインターネットで繋ぐことで、様々なサービスを提供するコネクティッドサービス、T−connectなどの利用者の情報で、車の位置情報や時刻、それに車を識別するために割り当てられた車台番号などです。2012年の1月から先月までに契約したおよそ215万人について、データを管理するクラウド環境の設定ミスのために、2013年の11月から先月まで、およそ10年間に渡って、外部から閲覧できる状態になっていました。会社によりますと、これまでに情報の漏泄や被害は確認されておらず、仮に漏泄しても、これらのデータのみで個人が特定されることはないとしています。トヨタは、従業員への教育を徹底し、再発防止に取り組みますと、コメントしています。 天皇皇后両陛下は、来月、全国植樹祭に出席するため、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の各地を訪ねられます。 宮内庁によりますと、両陛下は、来月3日岩手県を訪問し、午後から陸前高田市で、震災の津波に耐えて1本だけ残った「奇跡の一本松」や、「東日本大震災津波伝承館」などを視察し、被災した人達と懇談もされます。翌4日は、午前中に大船渡市で、震災後も仮設商店街などで営業してきた店舗が入る商業施設を視察し、午後陸前高田市で行われる全国植樹祭の式典に出席されます。皇后樣の体調に支障が出た場合は、天皇陛下がお一人で訪問されるということです。全国植樹祭は両陛下が出席する恒例行事の1つですが、去年と一昨年は新型コロナウィルスの影響で、リモートでの出席だったため、開催地を直接訪問されるのは4年ぶりになります。また、両陛下が岩手県を訪れるのは、平成28年の6月以来7年ぶりだということです。 気象庁は、2021年から、発達した積乱雲が帯状に連なる線状降水帯の発生が確認され、土砂災害や洪水の危険性が急激に高まった際に、顕著な大雨に関する情報を発表して、安全の確保を呼び掛けています。 この情報について気象庁は、災害の危険度が高まっていることを、一早く伝え、防災行動に役立ててもらうため、線状降水帯による大雨が予測された場合に、前倒して発表することになりました。発表基準は、5キロ四方の3時間の解析雨量が100ミリ以上あり、それが分布している領域の面積の合計が、500平方キロメートル以上確認された場合で、その領域の形状が線状であることなど、従来と変わりませんが、新たな運用では、実際に基準に達していなくても、30分先までに達すると予測される場合に出されます。これまで線状降水帯が発生したとしていた発表基準を、発生が予測される場合にも適用することについて、気象庁は、大雨の危機感を少しでも早く伝えるためと、説明しています。運用の変更によって情報の発表回数は、これまでより、多くなるということです。また、過去の事例を基に分析した結果、30分先までの線状降水帯の発生を、84%の精度で予測できたとしています。大雨警戒レベル4相当以上という情報の位置付けは、これまでと変更ありません。 この時間のニュース、山田賢治がお伝えしました。
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